困った時はドキュメント、どうもかわしんです。最近、諸事情で SQLite のドキュメントを読んでいます。
前回の記事 で紹介した通り SQLite を Rust で再実装しています。おかげさまで 300 を超える Github Star もいただき嬉しいです。
SQLite は全ての仕様が ドキュメント にまとめられているので、そのドキュメントと本家の実装を読み比べながら実装しています。
SQLite を再実装する上で特に以下のドキュメントは役にたちます。これらだけで最小限の SQLite の実装は作れると思います。
- Overview Documents > About SQLite
- いかに SQLite がすごいかを自慢しているドキュメント。使おうとしている人には安心を、再実装しようとする人には絶望を与えてくれます。
- Programming Interfaces > Introduction to the C/C++ API
- SQLite をどういう風に使うかがざっくりわかります。
prepare() -> bind()
して準備を行い、step() -> column()
で 1 行ずつアクセスする流れみたいです。
- SQLite をどういう風に使うかがざっくりわかります。
- Programming Interfaces > SQL Syntax
- Programming Interfaces > DataTypes
- SQLite のデータ型とその変換や比較についてです。面白情報が詰まってます。
- Technical and Design Documentation > Architecture
- Technical and Design Documentation > SQLite File Format
あとは目次にはないがドキュメント内のリンクを辿ることで到達することができるドキュメントもあります。まだ発掘できていないドキュメントも多々あるのだと思います。
- SQLite's Built-in printf()
- SQLite は
printf()
も自前なのでドキュメントがあります。
- SQLite は
最後に
いつも記事を書き終わった後に最初の書き出しを考えているのですが、この記事を書いて思いついたのが「困った時はドキュメント」でした。ただ、なんかすでに書いたことあるような気がしたので過去の記事を読んでみたらすでに使ってました。4年前の記事。懐かしい。